赤木しげるが僕の師匠です。(実在しないけど)
流石に「1日3記事」という縛りプレイは無理があったんじゃないか、という事で、お題スロットも駆使しつつ、何とか死に物狂いで今月中に累計100記事を目指します。
どうも。後ろの正面シャイニングマンです。
本日2つ目のお題はコチラでした
「私の師匠」
です。
これはね、実在する人物で言うと「松本人志」で、実在しない人物で言うと「赤木しげる」です。
松本人志は特に若い頃に多大な影響を受けましたね。今でこそ「気のいいマッチョな金髪のおじさん」ですけど、昔(20代~30代)は尖りまくってましたからね。若い僕(10代)には当時の彼の言動全てが刺激的で、しゃべり方とか結構まんまな感じになっちゃってる時とかありましたね(笑)今考えると恥ずかしいですが、それくらい影響を与えてくれた人でした。(堂本剛かよ)
そしてもう一人の赤木しげるっていうのはマンガのキャラクターです(笑)
今回はこの赤木しげるについてちょっとだけ語らせて下さい。
この赤木は「カイジ」などで知られる福本伸行先生が描いた作品「天~天和通りの快男児~」っていう麻雀漫画(1989~2002)に出てくる天才博徒で、作中の赤木しげるが魅力的過ぎてその後は若い頃の赤木を主人公にした「アカギ~闇に降り立った天才~」という漫画が連載され出したほどです。(1992~現在)
僕は20代の半ばくらいの時にアカギを深夜のアニメで見て、そこから掘り下げて「天」を読んだんですが、これがもう僕の人生哲学における一つのバイブルになりましたね。
僕の中では「赤木と言えば名言」であり「名言と言えば赤木」です。
ストーリーとかを説明し出すとキリが無いので、ちょっとした赤木の名言だけパラパラっと紹介させて貰っていいですか?
その①
「ねじ曲げられねえんだっ…!自分が死ぬことと…バクチの出た目はよ…!」
はいシブい。いきなりシブい。激シブです。そう、どうあれ人は「自分が死ぬ事」からは絶対に逃れられないのです。
その②
「不合理こそ博打…それが博打の本質…博打の快感…不合理に身をゆだねてこそギャンブル…」
赤木からすればこれがギャンブルの本質だと。狂人ですね。狂ってます。だからこそべらぼうに強い。
その③
「覚えておくんだヤー公…。3人で囲めば圧勝できるだと…。バカじゃねえのか?そういうこざかしいことと無関係の所に…強者は存在する…!」
これまたシブい。別に喧嘩が強い訳でもないのに、赤木の得体の知れない凄みでヤー公さんも形なしです。
その④
「自分の身とひきかえならばどんな違法も通るという誤解…それで責任をとったような気になるヒロイズム。とんだ勘違いだ…責任をとる道は身投げのような行為の中にはない。責任を取る道は…もっとずーっと地味で全うな道…」
赤木さん狂人だと思ったらめっちゃマトモ。その通り。自殺して責任を取るなんて…ただの逃げですよね。
では最後に僕の人生観に一番影響を与えた超名言をおすそ分け。僕はこの言葉を胸に生きています。長台詞ですが、どうぞ。
さあ…漕ぎ出そう…!いわゆる「まとも」から放たれた人生に…!
無論…気持ちは分かる…!誰だって成功したい…!分かりやすい意味での成功…世間的な成功…!
金や地位や名声…権力、称賛…そういうものに憧れる…欲する…!
けどよ…ちょっと顧みれば分かる…!
それは「人生そのもの」じゃない…!
そういうものは全部… 飾り…!人生の飾りに過ぎない…!
ただ…やる事…
その熱…行為そのものが… 生きるって言うこと…!実(み)ってヤツだ…!
分かるか…?成功を目指すな…と言ってるんじゃない…!
その成否に囚われ…思い煩い…止まってしまうこと…熱を失ってしまうこと…これがまずい…!こっちの方が問題だ…!
いいじゃないか…!三流で…!熱い三流なら上等よ…!
まるで構わない…!構わない話だ…!
だから…恐れるなっ…!繰り返す…!失敗を恐れるなっ…!
いや、マジでハンパない。赤木しげるマジ万歳。心の師。人の形をしたバイブル。教典。
実在しないけどね。
あじゃした。
天―天和通りの快男児 全18巻 完結コミックセット (近代麻雀コミックス)
- 作者: 福本伸行
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2010/01
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (6件) を見る