シャイニングマンの「勇気を君に」

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【マイクロチップ】トランスヒューマニズムの“今”を徹底解説【インプラント】


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どうも。シャイニングマンです。今日も興味深い話を仕入れましたのでご紹介します。


以前も記事の中で少しだけ取り上げた事のある「トランスヒューマニズム」について、今回はより深くご紹介させて頂きたいと思います。


例えば「人間の体にマイクロチップを埋め込む」…なんて事はとても信じられないって人も多数いらっしゃると思います。


実際に昔は完全に「SFの世界の中だけの話」でしたが、2017年となった現在では既に実用化の段階にまで来ているという事をご存知でしょうか?

 

現に世界中で今、数十万人の人が体内や脳にマイクロチップを埋め込んでいると言われていまして、そう遠くない未来には「世界のほとんどの人にとって当たり前の話」になっているそうです。


しかし、実はこの話を巡っては一部で「黒い噂」も流れていまして、今回はこのトランスヒューマニズムについて深く掘り下げてご紹介したいと思います。

 

 

トランスヒューマニズムとは

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トランスヒューマニズム(Transhumanism)は、新しい科学技術を用い、人間の身体と認知能力を進化させ、人間の状況を前例の無い形で向上させようという思想である。省略して>HやH+と書かれる場合もある。日本語では超人間主義などと訳される。


トランスヒューマニズムは人間の機能拡張やその他将来の科学技術の開発・使用により、将来起こりうることを研究する学問でもある。

出典元(Wikipedia/トランスヒューマニズム)


まぁ解り易く言えば「人間と機械の融合」ですね。これだけ聞くと完全にSFで、めちゃくちゃキナ臭いですが、導入でも触れた通り「もう既にそういう人が居る」っていう点を抑えておいて下さい。

 

ゾルタン・イシュトヴァン(Zoltan Istvan)

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2016年のアメリカ大統領選に出馬した「ゾルタン・イシュトヴァン」という人がいます。


この人は「トランスヒューマニスト党」というトランスヒューマニズムを推進する政党の党首を務めている人物で、自らを「トランスヒューマニスト」であると公言しています。


※以下は「米Gizmodoに寄稿した記事」の中での彼の発言

トランスヒューマニスト党と私の選挙活動の主な目標は、戦争や暴力行為、防衛から費用を取りあげ、その資源を人々の健康のための医療や、繁栄、幸福の実現に向けて注ぐことだからです。

トランスヒューマニストは、暴力や分裂、差別、意図的な対立を作るつもりはないのです。

出典元

米大統領候補が期待する不老不死を求め技術を愛するトランスヒューマニスト党とは?|ギズモード・ジャパン


彼は既に体の中(左親指と人差し指の間)に「マイクロチップ」を移植している事でも知られており、実際2016年にテレ東で放送された「やりすぎ都市伝説」でも紹介されていましたのでご覧になられた方もいらっしゃるかもしれません。


現時点ではまだまだ認知度も低く、技術的にも不可能である為に米国内でもそこまで相手にされていませんが…この10年~20年の間で世界は大きな変革を遂げると言われています。


その論拠として、2045年に起ると言われている「シンギュラリティ(技術的特異点)」が挙げられ


ナノテクノロジーやバイオテクノロジー、ITや人工知能(A.I)など、様々な分野の技術が劇的に進歩する事によって、このトランスヒューマニズムも大きく変革を遂げると言われています。

 

 

トランスヒューマニスト党の理念

彼らは無宗教で無神論者である事を公言しており、「誰かを傷つけない限り自分の体にはしたいことをする権利がある」とも主張しています。


2016年のアメリカ大統領選挙戦に出馬したゾルタン氏はこの選挙を人工心臓、脳インプラント、人工四肢、外骨格スーツ、無限の長寿などの実現を加速させる手段として利用すると明言。そしてそれらは全て「トランスヒューマニストが人間の生活の標準にすることを目指す急進的サイエンスのごく一部に過ぎない」と語りました。

 

彼らは宇宙産業の発展を願い、最終的には人々を太陽系全体に送りたいと考えていたり、シリコンバレーの投資家「ピーターティール」が推し進める巨大な海上国家プロジェクトの推進もサポートしています。

 

そしていずれはシンギュラリティによって人間の知能を超えた人工知能(強いA.I=超知能)を作り出し、がんやアルツハイマー、そして加齢に対抗しうる技術を確立し、永遠の命を手に入れるようにする事が目的との事。

 

更にA.Iが人間を仕事を代替して富を自動で生産出来るようになれば、世界の人々はベーシックインカム(最低所得補償制度)によって余暇を楽しみ世界を探索し、したいことを何でもできる生活を送れるようになると主張しています。

 

これについての詳細はコチラ↓

A.I(人工知能)の進化でベーシックインカムが実現?富の再分配は可能か? - シャイニングマンの「勇気を君に」

 

【Google】A.I業界の権威「レイ・カーツワイル氏」が語る人類の未来とは【シンギュラリティ】 - シャイニングマンの「勇気を君に」

 

 

 

RFIDチップのインプラント

マイクロチップと言えば基本的には電子機器に入ってる部品の一つですが、現在は「RFID(radio frequency identifier)チップ」というものが主流になっています。

 

詳しくはコチラ↓

RFIDチップとは何?|世界最小クラスRFタグ/RFIDシステム|株式会社エスケーエレクトロニクス


これを体内にインプラント(移植)する人ってのが2000年代~この数年で欧米を中心として急増していまして


日本人の僕らからしたらまだまだ信じられない話ですが、これは都市伝説とかじゃなくて普通に「やってる人はやってる」程度の常識になりつつあります。例えば「ピアス」とか「タトゥー」とか、そういう感覚ですね。

 

犬や猫などのペットへの活用

知ってる人は知っているかも知れませんが、日本では2004年に「犬等の輸出入検疫規則」が改正された事で、犬などを日本に輸入する場合は個体識別の為にマイクロチップのインプラントを義務付けています。

 

平成16年10月5日
農林水産省
新しい輸入検疫制度の概要
 輸入時の係留期間は狂犬病の潜伏期間を考慮して原則180日間とする.ただし以下の場合については,係留期間を12時間以内とする.
(1) 狂犬病の発生がないとして指定されている地域から輸入される犬等のうち,以下の要件を満たすもの

[1] マイクロチップ等による確実な個体識別

[2] 出生以降又は過去180日間狂犬病清浄地域にいた証明
(2) 非清浄国・地域から輸入される犬及び猫のうち以下の要件を満たすもの

[1] マイクロチップ等による確実な個体識別

[2] 効果的なワクチン接種の証明
(生後91日齢以降に30日以上の間隔で2回以上接種)

[3] 十分な抗体価の確認

[4] 180日間の待機期間
(3) 農林水産大臣の指定する施設から輸入される試験研究用の犬及び猫

 出典元はコチラ

 

因みにイギリスでは既に「全ての犬にマイクロチップが埋め込まれてたり」と、2000年代以降は急速にこの方向に進んでいる事が受取れますね。

 

人間での活用

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2005年に米食品医薬品局(FDA)が「RFIDチップを皮膚の下に入れても安全である」という事を公式で発表した為、その時点で約2000人が「自分の医療記録などを入れたチップ」を皮下に埋め込んだと言われていて、それがこの数年で更に急激に増えています。


マイクロチップのインプラント(移植)は「究極のID」とも呼ばれていて、例えば


電話番号
住所
氏名
年齢
口座情報
GPS(位置情報)

 

といった「個人情報」から


電子マネー
各種セリュリティーロックの解除コード


といったものに至るまであらゆる情報が入ったマイクロチップを体内に埋め込む事で身分証明は勿論、ドアロックの解除、スマホやPCなどの電子機器の起動、ショッピングやレストランでの支払い、車やバイクのエンジンかけるなど様々な場面で活用されています。


実際にロシアのセキュリティー会社である「Kaspersky Lab(カスペルスキー)」では社員の手の甲にマイクロチップを埋め込んだという事がニュースにもなりました。

 

#BionicManDiary(エピソード6):チップを埋め込んだ男、「ヒトのインターネット」を語る | Kaspersky Daily - カスペルスキー公式ブログ

 

実際の施術は簡単&安価


実際にデンマークのコペンハーゲンではボディーピアススタジオなどでマイクロチップのインプラントを施術を出来る所もあります。


施術は10cm程の注射器(採血用の約3倍の太さ)で、米粒2つ分ほどの大きなのチップを皮下に挿入するだけ。チップは12㎜のガラスのカプセルに小さなICとアンテナが入っています。


時間も僅か数秒という非常に簡易なものです。費用も現時点で「日本円で26000円」ほどと、そこまで高額ではありませんが、更に今後は数千円にまで下がるとも言われています。


ちなみに「NFC Tools Pro」というandroidアプリでチップの情報を読み取る事が出来たりと、僕らが知らないだけでどんどん世界中で普及していっているというのが現状です。


アメリカにあるマイクロチップの販売業者によると「既にこの1年で4000個以上のチップが売れている」との事で、アメリカやデンマークだけに留まらずドイツ、オランダ、スウェーデン、フィンランド、ベルギーなどにも購入者がいるとの事。

出典元↓

マイクロチップを身体に埋め込んで自分を“アップグレード”する若者たち | クーリエ・ジャポン

 

女性専用のチップもある

マイクロチップの可能性はこれだけではありません。

なんと、2014年の段階でアメリカのマサチューセッツ州で「ホルモン薬(レボノルゲストレル)を放出するチップ」というものが開発されています。(一般販売は2018年予定との事)

 

詳細は下記をご覧頂くとして

'Remote control' contraceptive chip available 'by 2018' - BBC News


要は「マイクロチップ版の避妊具」って事ですね。デバイスをONにしたりOFFにするだけで妊娠をコントロール出来るようになるって事で、社会的にも賛否両論の議論を呼んでいます。


ただ、この技術自体は「チップからの定期的な投薬」などを目的としているので、医療分野では今後大きな発展が期待されています。


因みにこのチップの研究開発には「ビル&メリンダ・ゲイツ財団(ビルゲイツの財団)」によって支援されていてる事から


ビルゲイツはこのチップを使ってワクチンによる人口削減を計画している


なんて「黒い噂」も囁かれていたり…。(信じるか信じないかは…w)

 

米国防高等研究計画局(DARPA)


アメリカは既に国を挙げてこの技術の研究開発に乗り出しています。


アメリカ国防総省の管轄機関である「米国防高等研究計画局(DARPA)」はインターネットの原型と言われる「ARPANET」や「GPS」を開発した事でも知られていますが


ここ数年は脳へのマイクロチップ移植プログラム「ブレインマシン・インタフェース」を強烈に推進している事でも知られています。

 

既に2014年頃にはアメリカ兵の脳にマイクロチップを埋め込んで「兵士の精神状態を向上させる」というプロジェクトに7000万ドルを拠出するなどしています。


これは(表向きは)戦争に行った兵士の「PTSDの治療」を目的としているとされ、精神医学的にも大きな期待がされていますが…言い換えれば

 


使い方次第で「人間を自在にコントロール」する事も可能

 

という事になりますね。ここが大きな問題点として大きな議論を呼んでいます。

 

A.Iを搭載したチップの開発


現時点では技術的にも不可能とされていますが、ゆくゆくはこのマイクロチップに人工知能(A.I)を搭載すると言われています。


もしA.Iが搭載されたマイクロチップを脳に埋め込むとどうなるか?


例えば「勉強が不要」になります。A.Iの中に入ってるビッグデータを呼び出す事で誰もが超人的な頭脳を発揮する事が出来るようになるのです。

 

 

まとめ

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既に現時点でもこれら全ては一部の人の間で既に「実用化」されており、今後10年~20年の間で加速度的に全世界へと普及していくと言われていますし、本当にそうなっていくんだろうと思います。


「日本」にはまだまだこういう情報がオープンに入って来ませんし、まだまだ現実味が薄いかもしれませんが、もうこれは単なる「オカルト」の話ではないという事は今後押さえておくべきだと思います。


近い将来起こると言われているシンギュラリティー。僕まだ2045年は生きてる歳ですから、今後は「楽しみ半分」「不安半分」でトランスヒューマニズム党の動向を見守っていきたいと思います。


あじゃした!

 

 

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