シャイニングマンの「勇気を君に」

気になった事や今まで溜め込んでいた知識をジャンル問わず放出する雑多なブログです。 人工知能(A.I)、漫画、音楽、お笑い、ダイエット、美容、健康…etc

又吉先生の「火花」遂に映画化キタ。監督は板尾で主演は菅田将暉と桐谷健太。…多分これは面白いぞ。


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どうも。シャイニングマンです。皆さん「火花」って読みましたか?


ピースの又吉さんが書いた小説で、2016年の芥川賞を取って当時かなり話題にもなり、現在までで283万部が発行されて異例のベストセラーとなっています。

 

更に2017年3月7日発売の文芸誌「新潮4月号」にて次回作「劇場」が掲載が決定している事で期待も高まっています。(早く読みたい…)


「火花」は2人の芸人(先輩後輩)の光と影…って感じのお話なんですが、これがまたすっっっごく良い作品なんです。勿論、僕は普段からそこまで小説とか読まない人間なので「書評」とか偉そうな事は言えませんが、いい意味で「誰にでも読める」解り易い話だと思いますし、30超えたいい大人が普通に泣きました(笑)


2016年には動画配信サービスのNetflixで実写ドラマ化(林遣都×波岡一喜)され、更にその編集版が今年2017年の2月26日からNHK総合で地上波放送される事もニュースになりましたが

そんな火花が次は板尾創路がメガホンを取って映画化(公開は2017年11月)との事。


漫画の映画化は割かしスベる印象ですが(笑)それに比べて小説の映画化は個人的に良いイメージがあります。僕はNetflixのドラマ版も全部見ましたが、結構面白かったです。(色々言われてますけどw)


今回の「火花」に関しても、キャスト見た感じ結構良いんじゃないかと思ってます。てか、ドラマ版より良くなる気がします。

 

 

 

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火花のあらすじ

売れない芸人・徳永は、熱海の花火大会で、先輩芸人・神谷と電撃的な出会いを果たす。

徳永は神谷の弟子になることを志願すると、「俺の伝記を書く」という条件で受け入れられた。

奇想の天才でありながら、人間味に溢れる神谷に徳永は惹かれていき、神谷もまた徳永に心を開き、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。

 引用元「Wikipedia

 

「あほんだら」っていうコンビを組んでる神谷(先輩)と、「スパークス」っていうコンビを組んでる徳永(後輩)の話で、物語は常に徳永目線で進みます。これは恐らくこの小説自体が徳永が書いた「神谷の伝記」であるという意味も込められているからだと思います。


全部ネタバレすると長くなるので、主要2キャラの設定だけ書いておきますね。

 

神谷の人物像

常識に囚われずに純粋に「笑い」だけを追求する天才(破天荒)タイプ。徳永と出会った時は「あほんだら」というコンビを組んでいます。


勿論、世間からは全く評価されてません。私生活もグズグズ。バイトもせず、ヒモみたいな生活で、同棲してる女(真樹)や消費者金融からお金を借りてまで後輩に奢る「THE・昭和の芸人」って感じです。ホントどうしようもない奴なんだけど…舞台上がるとめちゃくちゃ面白いっていう。


僕も徳永と同じでこういう人に惹かれちゃう所があるので、とても感情移入できました。

 

徳永の人物像

一方徳永は神谷と出会った時は「スパークス」っていうコンビを組んでいます。徳永は比較的「凡人タイプ」で、だからこそ神谷に弟子入りを志願するほどその魅力に惹かれていったんですね。


でも世の中面白いもので、売れていくのはこの徳永なんです。徳永は深夜のお笑い番組なんかにちょろちょろ出だしたりしますが、神谷はその破天荒な芸風から一切出れません。


才能あるのに売れない先輩を尻目に弟子入り志願した後輩が先に売れて行く…というこの辺のねじれから生まれる2人の空気感なんかも序盤の見所の一つ。

 

 

映画版のキャスト

菅田将暉(徳永)

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以前、TVダウンタウなうの「本音でハシゴ酒」でも語られていた通り、自他共に認める超・お笑いフリーク(ダウンタウンを神と崇める)です。今回の件でのインタビューでは

 

自分にとって神様であり、日常である芸人さんを演じるという事にものすごく怖さがある

でも板尾さんと出会って、なんかもうどうでも良くなりました。だって、こんなにおもろそうな座組。原作。そして聞いたら芸人さんあるあるだと言うじゃないですか。知りたい。そんな欲求がある事をおゆるしください。

ただ好きなものに邁進して良いという許可が下りたので、この度マイクスタンド1本のステージに立たせて頂きます

 

と語るなど、並々ならぬお笑いや芸人さんへのリスペクトが伝わってきます。その辺の役者がやるよりもきっと熱のこもった芝居になるのは間違いないでしょう。

 

桐谷健太(神谷)

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この人も子供の頃からお笑いには造詣が深く

幼い頃から、人を笑かして笑顔と笑い声が生まれた時のエネルギーが大好きでした。同時に、ウケへんかったら…という底知れぬ恐怖を感じ、眠れない夜も何度もありました。

人に笑ってもらえる最上の喜びと、この上ない困難さ。それを生業とする芸人さんは狂気の沙汰。怪物です。

そんな世界に生きようとする、愛おしい男たちの物語。役者が芸人を演じるのではなく、芸人を生きます。あー怖…


と語っており、菅田さん同様しっかりと芸人さんに対するリスペクトを持っているので安心感もあります。

 

木村文乃(真樹・神谷と同棲している)

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テレビ版は「門脇麦」さんが演じましたが、個人的に原作読んだ感じの僕のイメージでは木村文乃さんの方が近い気がします。この役は色んな意味でヘヴィーな役なので、その辺も期待。

 

川谷修士(徳永の相方)

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お笑いコンビ「二丁拳銃」のツッコミの川谷さんですね。相方役にちゃんとしたお笑い芸人さんを持ってくるのは大賛成。これで劇中の漫才のクオリティーも保証されますね。

 

三浦誠己(神谷の相方)

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この人は今は俳優ですが、実は昔(2003年まで)は吉本のお笑い芸人さんでした。俳優としての実力も折り紙付きですし、川谷さん同様一定のクオリティーが期待出来ます。


その他のキャストについては分り次第追記しますが、上記の5人は僕にとってはなかなか素晴らしいキャスティングです。

 

 

ネイティブな関西弁が喋れるのは強い

これ、僕が一番気にする部分です(笑)関西人じゃない人にとってはこのハードルって結構低いと思うんですが、バリバリの関西人の僕からすると


「完璧な関西弁を話せない人が話す中途半端な関西弁」って結構キツいんです…。ドラマ、映画、吹替、これは関西弁に限らず「方言のある地方の人」ならみんな感じてると思うんですけど、もう聴いてられない…。


それだけで作品の緊張感も説得力もなくなっちゃいますし、それで冷めちゃう事も多々あります。


その点この菅田さんも桐谷さんも関西出身ですし、発音に関しては完璧。演技力に関しても申し分無いと思いますし、何より2人は「お笑いの事をちゃんと理解している人」なので、それも更に安心材料。


エンタメ興業としての点で見ても、二人とも旬で人気の俳優さんですし、正に完璧なキャスティングと言えるのではないでしょうか。


因みにドラマ版の二人(林遣都×波岡一喜)も関西人で完璧でした。(スタッフ優秀)


やっぱり関西人の役は生粋の関西人を使わないとダメですよ色んな業界の関係者さん!見習って下さいねぇぇぇ!!!

 

 

監督が板尾創路

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ここは評価が分かれるポイントかもしれませんが、今の所は彼が監督した映画「板尾創路の脱獄王」しか判断材料が無いので、それだけで言えば現時点での期待度は正直「未知数」です。(脱獄王は面白かったよ)

 

ただ、脚本に関しては大元に「優秀な原作」があるので、そこまで酷い事にはならないんじゃないかと思います。後は板尾さんの監督としての色がどう反映されるのかですね。


芸人としてもトップクラスの才能を持ってる人ですし、原作者の又吉さんも板尾さんの事をリスペクトしまくってますので、恐らく僕は面白くなるんじゃないかと思います。

 

まとめ

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一度ドラマ化もされ、それの評判も良かっただけに今回の映画化は世間の期待値もあがると思います。


映画化もされるし、まだ読んだ事ない人もこの機会に是非~!当たり前ですが、原作読んでから見た方が絶対面白いので!!

 

ちょっくら復習もかねて僕ももう一回読み直してみたいと思います!

 

公開は「2017年11月」なのでまだまだ先ですが、今後も何か情報が入り次第更新していきたいと思います!

 

あじゃした!!

 

 

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