引っ越し経験の無い人に教える「ネット上の釣り物件(おとり物件)」を簡単に見破る方法。
どうも。シャイニングマンです。この5年で4回引っ越してます。ちなみに最近は2016年8月でした。もうイヤ。
あのね、別に「引っ越しが好き」な訳じゃないんですよ(笑)出来ればしたくない。めんどくさいし、何よりめちゃくちゃお金かかるしね。マジで。
でも引っ越ししないといけない理由って「色々ある」じゃないですか…。その辺は、皆さんもそうだと思います。
でね。引っ越しする時、皆さんどうやって物件探してますか?
多分今の時代だと「ネットで探す」のが基本なんじゃないかなぁ…。若い人とか特に。
SUUMO
CHINTAI
スモッカ
スマイティ
アパマンショップ
エイブル
HOME'S
いい部屋ネット
…などなどサイト(業者)は無数に存在しますよね。
僕も基本はネットで調べますけど…
まぁ嘘ばっかり
で困りませんか?因みに僕は大阪在住なのですが
大阪市内の更にど真ん中とかで駅近くて部屋キレイで広くて築年数も浅くて敷金礼金ゼロで…「家賃5万」とか(笑)
あるんですよ。「ネット上」には(笑)
本当にそんな部屋があるなら誰でも住みたいですよね。
でも、残念ながら99.9999%嘘です。そんな物件はありません。
厳密には「存在しない」のではなくて「本当は全然条件(家賃とか)が違う」っていうタイプの嘘なんですけど。
こういう経験を積み重ねる事で多少見抜けるようにはなるんですけど、今回は引っ越し経験の少ない人に向けて僕からアドバイスをさせて下さい。
簡単に見破れますから。
釣り物件(おとり物件)って何?
まぁ向こう側(不動産屋)も商売ですから、1件でも多く賃貸契約を成約させようと必死な訳です。つまり成約率を上げる為にそういう手段を取っているという事ですので「そういうものだ」と思っておいて下さい。
因みに言うとこれは基本的に「どの不動産屋」もやってる事で、珍しい事でも何でもありません。
昔は(今でもあるけど)店舗のガラス面に「誰もが住みたいような好条件の物件」を印刷してペタペタ貼って、それを見た人が店に入って
「あの…表に貼ってあった物件なんですけど」
なんて言った日にゃもう向こう側にとってはチャンスタイム。
返す刀で
「いや~、あれはついさっき内見が決まっちゃってぇ…えへへ」
「でも他にもウチは良い物件いっぱいありますよ~」
「…ちなみにどういう感じでお探しですかぁ?」
なんて言いながら営業トークに引きずり込んで行くと。
昔ながらの常套手段。
不動産業界では
来店率はそのまま成約率に比例する
と言われています。ま、そりゃそうですね。
で、今はインターネットが発達したのでネット上でもそれをやってるだけの話です。
今はネットで好条件な物件を見つけた人がメールなり電話で不動産屋に問い合わせ、何だかんだ理由を付けて来店させ、上記のパターンに持ち込まれる…って感じです(笑)
ネットで物件を探す時の注意点
ここで「ネットで探すのが悪い」みたいな切り口に感じちゃった人がいるかもしれませんが、そうではありません。使い方さえ分かってればネット上で釣り物件を見分ける方法はあります。それも簡単。
注意すべき点は僅か「3点」だけです。
サイト上にその物件の「物件名」が記載されているか?
これです。何よりもまずこれを見て下さい。釣り物件の場合、僕の経験上まず「物件名」は載せてません。
例えば「シャイニングマンション」という物件があったとして、釣り物件の場合は物件名を記載せず「大体の住所」とか「最寄りの駅」とかを書いてたりします。
釣りじゃない可能性が高い場合の表記↓
シャイニングマンション←(ちゃんと物件名がある)
家賃/7万円
共益費/0.5万円
敷金/家賃1ヶ月分
礼金/家賃1ヶ月分〇〇駅まで徒歩5分
釣りの可能性が高い場合の表記↓
地下鉄御堂筋線 大国町駅 6階建 築28年←(物件名書いてない)
家賃/7万円
共益費/0.5万円
敷金/家賃1ヶ月分
礼金/家賃1ヶ月分〇〇駅まで徒歩5分
こんな感じになります。
僕の経験上「下のパターン(且つ好条件)で実在した物件はゼロ」でした。
なので必ず「物件名までキチンと記載されている」物件を前提として下さい。正直これだけでも釣り物件に騙されるケースはかなり減ります。
住所が最後まで記載されていない
次に住所(所在地)の欄もチェックしましょう。
例えば
所在地の爛に「大阪府 大阪市 浪速区 桜川3丁目」としか書かれていないものがあれば釣りの可能性が高いです。というか、ほぼ釣りだと思って下さい。
記載されてる条件通りで、且つ入居可能な状態であればこれも「番地」までしっかりと記載されています。
もし「物件名は書いて無いけど住所は最後まで記載されてる」なら、そのままその住所をGoogleマップにブチ込んで調べましょう。おのずと物件名はGoogleマップが教えてくれますから(笑)
そしてそこからその物件名で再度ネット検索を掛けて「真実」を知りましょう。「釣り」か「本当」かはその時にハッキリします。
入居時期の爛を見る
次に入居時期の爛も見ておいて下さい。意外と見落としてる人もいると思うんですけど
ここで「入居時期 相談」とかって書いてる場合も釣りの可能性が高いです。相談しに来店した獲物を狩ろうとしてます(笑)
逆に釣りじゃない場合は「入居時期 即」と書いてる事がほとんど。
次点で「●月退去予定」とかもそこそこ信用出来る。って感じでしょうか。(これは後で何とでも言えますが…)
物件選びのちょっとしたテクニック
物件名、住所、入居時期、この3つを押さえたらすぐに申込むのではなく、必ず「他の不動産屋のサイト」で再度検索を掛けましょう。
ひょっとしたらもっと良い条件で出してるかもしれませんし、逆もまた然りです。せっかく世の中に沢山の不動産屋とインターネットがあるんだからこれを使わない手はありません。
家電量販店での値切り交渉よろしく、不動産屋でも同じ事をやりましょう。
まとめ
特に引っ越し経験が無い人で、尚且つ都会に住みたい人に言っておきたいのですが…
・家賃が安い
・敷金礼金が安い(もしくはゼロ)
・駐車場付き
・広い
・キレイ
・築年数が浅い
・部屋が5階以上
・南向き
・治安が良い
・ペット飼育OK
・駅が近い
・スーパーが近い
と言ったような「誰もが欲しがる好条件」を全て満たす物件はほぼ存在しません。あるにはありますが、そんな物件と巡り合えるのはほぼ奇跡です。
部屋探しは入居時期やその地域の賃貸の動きなど「運」の要素も非常に大きいので、どこかで何かを妥協して手打ちにしなければいけないという事も頭の片隅には入れておきましょう。
釣り物件を回避出来たからと言って「良い物件」に住めるとは限りませんが、最低限「余計な時間を使わない」為に今回のお話をさせて頂きました。
不動産屋も必死です。生活掛かってます。釣りは確かにウザイですが、事前に回避すれば摩擦もありませんので、お互いがwin-winで成約出来る事を祈っております。
オススメのお部屋探しサイト「ノマド」
最後に、ネットで探すなら個人的にオススメな「ノマド」というWEBサービスをご紹介しておきます。
仲介手数料は完全無料で、そもそも「無店舗」なので必然的に来店も不要。物件の紹介は勿論、内見の予約も全てネットでのやりとりで完結します。
時間が自由に取れない人や、初期費用を少しでも減らしたい人、そもそも釣り物件を見破るのとか面倒だし!って人にはかなりオススメです。恐らく今後の不動産屋の形態はどんどんこちらの方向に向かっていくでしょう。
ネットサービスなので会員登録が必須となりますが、今登録すれば利用料の「1640円」が「0円」になります(2017/3/31マデ)ので、今正にお部屋を探している人なんかは是非利用してみて下さい。
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あじゃした!!