【動画】4月からアニメ2期の放送が決定!「ベルセルク」の魅力を語り尽す!【オススメ漫画】
どうも最近はめっきり漫画読めてないシャイニングマンです。漫画読みたい。ネカフェ10時間コースしたい。
僕が好きな「ベルセルク」という漫画がありまして、まぁ死ぬほど有名なので読んだ事ある人も多いと思うんですけど(笑)ちょっと紹介させて貰ってイイっすかね?
個人的に「最高に面白いマンガ」はそりゃもう沢山ありますし、どれも甲乙つけがたいのですが、僕はその中でも「ベルセルク」を1位に推します!
これまでゲーム化やアニメ化、映画化も何度もされてる名作中の名作。更に今春2017年4月には待望の「アニメ第2期」のスタートが公式から発表され、まだまだこのベルセルクの勢いは止まりません。(原作は全然進んでないんですけどね…)
今回はそんな「ベルセルク」の魅力について語り尽したいと思いますのでお付き合い宜しくお願いします!!
ベルセルクの概要
隻眼、隻腕、全身傷だらけ、身の丈を超える程の巨大な剣、左手の義手に大砲とボウガンを仕込んでる、というトンデモ剣士「ガッツ(主人公)」の復讐の旅を描くファンタジー伝記。
※ガッツ
1989年より「ヤングアニマル」にて連載される「三浦健太郎」の初連載作品にして現在も続く超大作。
作者の遅筆(単純に絵が細かすぎるしアシスタントも居ない)もあり、ここ何年かは単行本の刊行ペースが「2年に1冊」くらいまで落ちてます(苦笑)
ゆえに「作者が死ぬまでに終わらないのでは?」という心配もファンから囁かれ始める始末…。でも内容はマジで最高なので絶対に読んで損ナシ。それまでの僕のマンガ観を完全に変えた作品です。
主人公がデカい剣持ってる、中世ヨーロッパのような世界観、魔法、化け物も出て来て…って要素からよく「剣と魔法のダークファンタジー」なんて言われますが、そんな生易しいモンじゃねぇですよ。
重厚なストーリと三浦先生の画力が相まって超マッド、激ドープ、鬼ダーティーに仕上がってます。マジでヤバイ。
あらすじ
スポンサーリンク
いきなりガッツは復讐の旅を続けています的な所からスタート。とにかく色んな化け物が出て来てそれを狩りまくり殺しまくりのお祭り状態。こんなダーティーな主人公見た事無いわ。やり過ぎだろ。なんだコイツ。となりつつ読み進めていくと、3巻でやっと復讐の目的や原因らしきものが見え始め…話は4巻~ガッツの過去にさかのぼり、14巻から復讐の旅の話に戻ります。
ガッツ…お前も色々あったんだな…。苦労したんだな…。ゴメンな…。頑張れな…。
・「黒い剣士篇」(1~3巻)
・「黄金時代篇」(3~14巻)
・「断罪篇」(14~21巻)
∟「ロスト・チルドレンの章」
∟「縛鎖の章」
∟「生誕祭の章」
・「千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇」(22~35巻)
∟「聖魔戦記の章」
∟「鷹都(ファルコニア)の章」
・「幻造世界(ファンタジア)篇」(35巻~)←今ココ
日本マンガ界「最高峰」の画力
流石に1巻とかの画を見るとそうでも無かったりするんですけど、そこはほら、1989年ですからね。重厚な作画に磨きが掛かりまくり、近年ではとんでもない事になってます。
↑が1巻の表紙(な、懐かしい…)
で、これが最近の感じ。
ね。もうね、絵画かと。これはもうマンガの域じゃねぇじゃねぇかコノヤロウと。
やっぱり、重厚なストーリーや世界観、そして登場する魅力的なキャラクターを支えてるのはやっぱり先生のこの「半端じゃない画力」あってこそだと思うんです。画が上手いってのはやっぱりジャスティスだなぁと。
ただ、遅筆の原因とも言われてるのがこの圧倒的な書き込みなんですけどね…。アシスタントも居ない(少ない?)から全然作画が進まないんですって…。これは正直ファンとして中々複雑な所ではある…。
グリフィスの特異なキャラクター設定
この作品は基本的に主人公である「ガッツ」と、その無二の親友(だった)「グリフィス」という男の物語です。色々あってグリフィスは途中からある出来事をきっかけに「敵側(人間辞めた)」に転向する事になるのですが、間違いなくこのマンガのもう1人の主人公でしょう。ただの「敵(かたき)」に留まらないもの凄い魅力を持つキャラです。
※グリフィス
こういう漫画だと「敵だったキャラが途中で仲間になる嬉しさとかワクワク感」とかってたまにあるじゃないですか。男の子だったら結構みんな好きなパターンですよね。僕も例に漏れずです。(ベジータとかピッコロとか)
でもグリフィスの場合はその真逆で、しかも作中で相当ひどい事をやっちゃってます。それがきっかけでこの作品の主軸となる「ガッツの復讐の旅」が始まるのですが、それでもグリフィスというキャラが持つ魅力が強すぎてこの二人の結末を予想する事が困難になっています。マジで想像がつかなすぎる。
正にこの点こそがベルセルクの「オリジナル性」を高めるのに一役も二役も買っていると思います。
だってこんなキャラ、今まで読んだマンガに居ないっすもん。
強すぎるボスキャラ「ゴッドハンド」
ガッツの復讐の目的であるのがこの5人の「ゴッドハンド」です。ちなみにグリフィスは物語の途中からこのゴッドハンドの1人となります。
そりゃもうべらぼうな強さ。読んでる読者からしても、何の希望も持てないくらい強い。27年連載してても、勝てる要素が全く見当たらないほどの強さ。
こんな敵キャラもた、他のマンガには居ないと思うんです。どうやって終わるんですかね、このマンガ(笑)マジで想像が付きません(笑)
・天使長ボイド
・スラン
・コンラッド
・ユービック
・フェムト(グリフィス)
数々のメディアミックス展開
ベルセルクのメディアミックス展開は多岐にわたります。そりゃこの世界観と国内外問わずの大人気ぶりですから、お金の匂いしかしませんものね(苦笑)
ただ、アニメやゲームなどのクオリティも非常に高く、何か出る度に注目&バカ売れしちゃいますので嫌悪感も個人的にゼロ!
時系列順にその歴史を振り返りたいと思います。
アニメ化「剣風伝記ベルセルク」
最初にアニメ化されたのは1997年に放送された「剣風伝記ベルセルク」ですね。因みに僕の最初の出会いはコレでした。懐かしい…。
原作では13巻までのストーリーで、所謂「丁度良い所で終わってる」のでスッキリEND。今見ても名作アニメ。
個人的にOP曲の「TELL ME WHY(PENPALS)」がマジで名曲過ぎますので、合わせて是非。大人になるまでずっと洋楽だと思ってました(笑)
ゲーム化「千年帝国の鷹篇 喪失花の章」
1999年にはSEGAのドリームキャスト(懐かしい…)にてアクションゲームとしてゲーム化されました。
僕は当時ドリキャス持ってなかったので、今も結局未プレイのままです…(泣)
ゲーム化「千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章」
2006年にはPS2のソフトで続編が発売されました。これは僕もやりましたがめちゃくちゃ面白かったです。
ただ、これは前作の方が面白かったと言われまくってるので複雑な気分…(苦笑)
ゲーム化「ベルセルク無双」
こちらは2016年発売なので記憶にも新しい「無双シリーズとのまさかのコラボ」ですね。PS4でもベルセルク!しかも無双!流石です。
僕はPS4持ってない(貧乏)ので、友達の家でやらせて貰いましたが…原作ファンとして「最高」の一言に尽きます!(泣)
このグラフィックで無双でベルセルクのキャラを使ってザシュザシュ的を切り刻める日が来るとは…(感謝)
アニメ映画化「黄金時代篇三部作」
最初のアニメ化から時を経て2012年には「ベルセルク・サーガプロジェクト」と銘打ってアニメ映画化されました。
このプロジェクトは「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」、「ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略」、「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨」の三部作で構成されており、回を増すごとに年齢制限がキツくなっていくという斬新な仕上がりでした。(これは物語上、仕方ない)
今は既にBlu-ray/DVDで発売されてます。近代技術によってよみがえった新しいアニメ版ベルセルク。マジで必見です。
再度アニメ化
2016年7月より、再度アニメ化されて話題になりました。
少しだけ話がアレンジされてるものの、現在のアニメ技術でベルセルクを描いてくれているのでこれも文句無しで「最高」な仕上がりとなっております!
ただ、個人的に「ロスト・チルドレンの章」が割愛された事はどうしても納得できない!(あの話超イイのに…!!)
アニメ「第2期」が2017月4月よりスタート
公式から発表がありましたが、遂に今年4月から始まるらしいですよ皆さん!やりましたなぁ!!
ただ、原作の方が全然進んでないのに…大丈夫なのか!?って不安はあります(笑)どうなるんだろう…。
公式サイトはコチラ↓
まとめ
スポンサーリンク
そんじょそこらのマンガとは比較にならない画力の高さと、それに伴う内容と深いストーリー。キャラの立ち具合、魅力。ペンタゴングラフにするとしたら「全方位パンパン」です。これ以上のマンガは多分もう出会えないとすら思ってます。
とにもかくにも、マンガ史に残る絶望を刻み込んでくれる「13巻」までは何がなんでも読みましょう。ファンの間でもこのあたりをベルセルクのピークと評する人が多いです。(その後も勿論面白いよ)
「連載ペース」と「本当に終わるのか?という不安」を除けばマジで完璧だと思いますので(笑)もしまだ読んだ事が無い人が居たら是非!勿論アニメも!!
あじゃした!
他に面白いマンガについて書いてますので覗いて行って下さいまし↓
【2017年度】本当に面白い!90点超えのオススメ漫画ランキング31【少年&青年マンガ】 - シャイニングマンの「勇気を君に」