シャイニングマンの「勇気を君に」

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【A.I】人工知能に近い将来奪われる人間のお仕事の話【ロボット】


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どうも。シャイニングマン(中卒・妻子持ち・30代・アルバイト)です。


昨今では「第三次人工知能ブーム」とも噂され、特に今年(2016年)に入ってからは一層その技術発展の目覚ましさが取り沙汰されています。


iPhoneの「siri」や、ソフトバンクの「PEPPERくん」などはまだ完全な人工知能とは呼べませんが、少しずつ僕らの生活にも馴染み始めている事は疑いようのない事実。

 

今日は人工知能の進化によって「将来奪われるであろう人間の職業」についてお話したいと思います。

 

個人的にはオバケとかよりも全然怖い話なので、ちょっくら皆さんを巻き添えにしちゃっても良いですかね?(照)

 

人工知能の進化についてはコチラをお読み下さい。(マジ怖いから)

 

www.shining-man.com

 

 

既に人工知能は沢山の分野で導入されている

 

LOHACOのマナミさん

アスクルが運営する通販サイト「LOHACO」は2014年の段階から人工知能「マナミさん」を導入しています。


で、このマナミさんは「ひたすらユーザーからの問い合わせに対応」するA.Iで、これを導入した事でなんと「6.5人分」省人化に成功したと言われています。


「siri」の様な音声対応ではなく、メールやLINEのような「チャット対応」ですが、端々のユーモアとか、キャラとか、そういうのは絶対にsiriがモデルになっていると思われます(笑)


例えばマナミさんに「年齢」を訪ねたところ以下のような返答が

 

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ね(笑)キャラ設定もバッチリです(笑)

 

普通の質問をすると

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ちゃんと返してくれます。ちなみに、質問を打ち込んでから返信があるまで「2秒」くらいです。凄くないですか?(笑)


ロハコではこの「マナミさん」が365日24時間ずーーーっと対応してくれるんですから、そりゃ生身のオペレーターを雇う必要も減りますよね。人間は一人一人に人件費がかかりますけど、A.Iなら1つあればそれでOK。これ、年間の人件費で考えたら相当な削減額だと思います。


この事からも解かる通り「もう既に人間は職を奪われ始めて」います。実際にロハコではオペレーターの数が激減している訳で…。

 

 

 

フジテレビ

僕らもお馴染みのテレビ局「フジテレビ」も人工知能を導入しています。


今年の7月10日にフジテレビのニュース専門チャンネルで放送された「みんなの選挙2016×ホウドウキョク」という番組内で「NetBase」というA.Iが導入されました。


この「NetBase」というのはSNSの情報を分析するA.Iで、TwitterやFacebookは勿論、アメブロや2ちゃんねるまでカバーし、更には楽天やアマゾンなどのレビューまで解析対象に出来るという優れモノ。(ただの監視システムじゃねぇか…)


選挙権が今年から「18歳以下」に引き下げられた事で、こういうネットの情報解析に特化した人工知能が導入されるのは正に時代の流れを感じますね。勿論、これを全て人の手でやろうと思ったらどれだけの人件費がかかるか…想像も出来ませんね。

 

AP通信

アメリカの企業「Automated Insights」が開発した「自動で記事を生成するA.I」ってのがありまして、AP通信はこの企業と提携して今まで「マイナーリーグ」の試合に関するニュースを「4000記事」以上も自動生成⇒配信しています。


さらにこのA.Iはヤフー、サムソンなんかにも導入されていまして、既にこのA.Iによって自動で生み出されたテキストコンテンツは「15億本」を超えると言われています。


つまり「記者」とか「ライター」とかって仕事が無くなってきつつある、という事ですし、何ならこういうブログとかサイトで記事書いて広告収入を得ているような「ブロガー」とか「アフィリエイター」なんかも近い将来食いぶちを失ってしまう事になりますね。(個人的にはこれが一番怖い…。)

 

 

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入社試験の書類選考

NECが開発した「書類選考を行うA.I」を今年導入した企業は今年8月の段階で3社(人材派遣会社など)ほどあると言われています。


これは「採用された人や不採用となった人の過去データをA.Iに読み込ませて学習させる」事で、A.Iがその企業に見合う人材を自動で選んでくれます。もちろん機械なのでまだまだ精度も問題もあるとは思いますが、将来的には書類選考だけでなく「人事評価そのもの」もこのA.Iが行うと言われています。


A.Iによって評価され、部署やそこでの役職を決められる…そんな未来がもうすぐそこまでやってきてます。


そうなったらもういよいよ「人工知能>人間」って事になりますね…。(それ、ヤバくないすか?)

 

 

害虫駆除

ここ数年で一気に普及し出したドローンにA.Iを搭載した「アグリドローン」というのが佐賀県の農林水産部と佐賀大学農学部とオプティム(ITシステム開発会社)が提携して開発されました。


こいつは「夜間の害虫駆除」を目的としていまして、GPSで設定された飛行ルートを自動で回遊し、吊り下げた光源(豪電圧)で害虫をおびき寄せて殺虫したり、ピンポイントで殺虫剤を散布する事が出来ます。

 

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既にこいつも佐賀県で行われた実験が成功しているとのニュースにもなっていました。今秋には一般発売されるとの事です。


この技術がもっと発展すれば、いずれは「害虫駆除業者」も不要になってしまいますね。

 

 

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生活支援

今年5月にトヨタ自動車が手足が不自由な方の生活支援を行うロボット「HSR」(Human Support Robot)を発表しました。これはトヨタがアメリカで設立した「TRI」というA.I技術を専門に研究開発する子会社が開発したものです。

 

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現段階ではまだ落ちたものを拾ったり、高い所にあるものを取ったり、机の上にあるものを取ったりする事くらいしか出来ませんが、TRIのCEOであるギル・プラット氏は「10~15年後」を目途に実用化と普及を名言しています。(もうすぐじゃねぇか…)


現にトヨタは次々と関連会社の買収に乗り出しており、飛躍的なスピードで今後技術や性能が発展していく事が予想されています。

 

つまりこれによって将来的には「介護職」とか、場合によっては「保育士」「ベビーシッター」「家政婦」 といったお仕事も奪われちゃうかもしれませんね。

 

 

人工知能が変える仕事の未来

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英語学習

これも大変興味深いです。今年6月に「ELSA Speak」というスマホアプリが登場しました。これは用意された文章や単語をアプリに向かって発声する事で「正しい発音かそうでないかを教えてくれる」という英語の発音矯正アプリです。


発音の専門家と音声科学者の協力を得て開発されたアルゴリズムがA.Iの中に入っているので、その精度は折り紙付き。


例えば日本人の苦手とする「RとL(RightとLight)」の発音や「alとor(WalkとWork)」の発音を厳しくコーチングしてくれます。判定もかなり厳しめとの事なので、ELSAにOKを貰えるようになる頃にはネイティブな発音が身についている…という訳です。


これも更に技術が発展すればゆくゆく「英会話の先生」なんかも不要となるかもしれませんね。(娘が大きくなったらやらせてみようかな…)

 

まとめ


色々とご紹介して来ましたが、個人的に思うのはどれも「雇う側」にとっては素晴らしい技術革新で、「雇われる側」にとっては悪夢になりかねない。って事。30代・妻子持ち・フリーターの僕なんてのは正に悪夢。ナイトメアでしかありません(泣)


しかもこれによって、これからどんどん「格差社会」が広がっていくような気がして、気が気ではないのは…僕だけでしょうか?


機械に仕事取られちゃったら、僕はどうやって家族を養っていけば良いんだ…(絶望)


これからも気になった事があれば書いていきますので、その際はまた皆さんを道ずれにさせて貰いますね(はぁと)

 

 あじゃした!

 

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